多店舗運営では、 店長会議やエリアミーティングを 定期的に行っている会社も多いでしょう。
ただ、 会議の中身を振り返ると、
「この業務、終わりましたか?」
「○○店はどうですか?」
「写真ありますか?」
「次の締切はいつでしたっけ?」
といった、 状況確認だけで時間を使っている ことがあります。
こうした情報は、 会議の場で初めて集める必要はありません。
この記事では、 多店舗運営の店長会議を 「確認する場」から「判断する場」へ変える方法 を整理します。
会議で集めるのではなく、
会議の前に、状態が見えている。
店長会議が長くなる原因は「議題が多い」だけではない
会議時間が長いと、 「議題が多すぎる」 と思いがちです。
しかし実際には、 話し合いの前に 情報収集をしているケースがあります。
各店舗の進捗を確認する
写真・報告・期限を確認する
問題や改善策を考える
本来、 会議で価値があるのは 3つ目の 「判断・改善・相談」 の部分です。
会議でしかできないことだけを、
会議に残す。
会議で「確認しなくていいこと」
まず、 会議の前に分かっていればいい情報を整理します。
完了・対応中・未対応など
誰が対応しているか
いつまでの仕事か
実施結果・コメント
実施後の状態確認
今後の業務・スケジュール
これらは、 会議の時間を使って 一人ずつ読み上げなくてもいい情報です。
会議に「残したいこと」
では、 会議で話す価値が高いものは何でしょうか。
未対応という事実ではなく、 進まない原因を考える。
店舗運営を良くする方法を話す。
複数の課題から優先順位を決める。
店長だけで解決できない問題を共有する。
「終わったか」を聞く時間から、
「次にどうするか」を考える時間へ。
会議前・会議中・会議後を分ける
会議を短くするには、 会議そのものだけを変えるのではなく、 前後の流れを整理します。
- 進捗を確認する
- 未対応を確認する
- 完了報告を見る
- 問題のある業務を抽出する
- 原因を話す
- 改善策を決める
- 優先順位を決める
- 支援内容を決める
- 決定事項を業務にする
- 担当を決める
- 期限を決める
- 次回まで進捗を残す
会議前|「報告資料を作る仕事」を減らす
店長会議のために、 店長が毎回Excelや資料へ 状況をまとめ直しているケースがあります。
しかし、 日常の業務管理と 会議資料が別になっていると、
現場で一度報告し、 会議前にもう一度まとめる。
という二重作業が発生します。
日々の業務状況を そのまま確認できれば、 会議のためだけの進捗表を作る作業 を減らせます。
会議前|要対応だけを拾う
全業務を見る必要はありません。
会議で扱いたいのは、
- 期限を超えている
- 未対応のまま止まっている
- 何度も同じ問題が起きている
- 店長だけでは判断できない
- 他店舗にも共有した方がいい
といったものです。
会議中|「事実」と「意見」を分ける
会議が長くなる原因の一つが、 状況説明と議論が混ざることです。
たとえば、
○○店で期限超過が3件ある。
2件は未対応、1件は対応中。
なぜ遅れているのか。
支援や運用変更が必要か。
事実確認は事前に済ませ、 会議では その事実をどう判断するか に時間を使います。
会議中|全店舗に順番に発言させなくてもいい
参加店舗が10店舗あるからといって、 10店舗すべてが毎回同じ時間話す必要はありません。
特に問題がなく、 共有事項もない店舗であれば、 状況は事前確認だけでも足ります。
会議では、 今週話す必要がある店舗を中心にする という考え方もできます。
会議後|決定事項を「議事録だけ」に残さない
会議で決めたことが、 議事録に書かれただけで終わると、 次回また 「あの件どうなった?」 という確認が発生します。
決定事項のうち、 実際に誰かが動くものは、 業務として担当と期限を持たせる ことが重要です。
写真や完了報告も会議前に見ておく
「写真を画面共有してください」 「その報告を見せてください」
という時間も、 会議が長くなる原因になります。
写真・コメント・完了報告を 元の業務へ残しておけば、 必要なものは会議前に確認できます。
30分の店長会議なら、こう分ける
本部からの重要事項だけ
問題・改善・支援・判断
誰が・何を・いつまでに
※上記は会議設計の一例です。店舗数や組織体制、議題によって適切な時間配分は異なります。
報告に20分、議論に10分ではなく、
報告は事前に、会議は判断に使う。
NOCTA WORKSは「会議をなくすシステム」ではない
NOCTA WORKSを使えば、 会議が不要になるわけではありません。
人と人で話した方がいいことはあります。
特に、
- 問題の原因を考える
- 優先順位を決める
- 支援方法を相談する
- 店舗間で知見を共有する
といったことは、 会議で話す価値があります。
NOCTA WORKSで減らせるのは、 「会議で初めて状況を確認する必要」 です。
業務・担当・期限・進捗・完了報告・写真・予定が 普段から確認できれば、 会議の時間を より判断や改善へ使いやすくなります。
まとめ|会議を短くするのではなく「会議でしかできないこと」を残す
店長会議を効率化するとき、 単純に30分を20分へ削ることだけが目的ではありません。
まず、 会議でやらなくてもいいことを外します。
進捗確認。
期限確認。
完了報告の読み上げ。
写真確認。
これらは事前に見えるようにする。
そして会議には、
判断する。
改善する。
支援する。
次を決める。
という、 人が集まる意味のある仕事を残す。
それが、 多店舗運営の会議を効率化する基本です。