複数の支店や営業所、 制作チーム、 バックオフィスなどで業務を進めていると、 確認する相手や情報の置き場所が増えていきます。
誰が担当しているのか。
いつまでなのか。
どこまで終わっているのか。
何を確認すればいいのか。
こうした情報が、 LINE・メール・口頭・チャット・Excelなどに分散すると、 管理側の確認作業も増えます。
特に、 拠点やチームが増えるほど、 「仕事そのもの」より 「状況を確認する仕事」が増えやすくなります。
この記事では、 複数拠点・複数チームの業務を整理し、 進捗確認や共有漏れを減らす方法 を7つのポイントで解説します。
人に聞いて確認するのではなく、
仕事そのものを見れば状況が分かる状態へ。
複数拠点・複数チームの業務管理が複雑になる理由
拠点やチームが増えると、 同じ会社の中でも 情報の流れが分かれやすくなります。
担当者が分かりにくい
チーム単位で依頼すると、最終的に誰が担当するのか曖昧になることがあります。
進捗確認が個別連絡になる
状況が見えないため、担当者へチャットや電話で確認する回数が増えます。
情報がツールごとに分散する
指示はメール、進捗はチャット、資料は別ツールという状態になりやすくなります。
管理者に確認が集中する
メンバー同士で状況が見えず、管理者が情報の中継役になりやすくなります。
複数拠点・複数チームの業務管理を効率化する7つのポイント
1. 「連絡」と「実行する仕事」を分ける
すべての共有事項を タスクとして管理する必要はありません。
単なる情報共有と、 誰かが実行する必要がある仕事を分けます。
たとえば、
- 周知だけなら情報共有
- 対応が必要なら業務
- 期限があるならタスク
- 確認が必要なら完了報告
と分けることで、 本当にやるべき仕事が埋もれにくくなります。
2. 業務には担当・期限・完了条件を付ける
「営業チームでお願いします」 「制作側で対応してください」 だけでは、 誰が持つ仕事なのかが曖昧です。
最低限、
- 担当者
- 期限
- やること
- 完了条件
を決めます。
3. 進捗は「聞く」のではなく「見る」
複数チームの進捗管理で 負担になりやすいのが、 確認連絡です。
「あの件どうなっていますか?」 を毎回送る運用では、 管理する側にも、 回答する側にも負担がかかります。
未着手・対応中・完了など、 仕事の状態そのものが見えるようにします。
4. 業務に関する会話を同じ場所へ残す
指示を出した後、 追加確認や質問が発生することがあります。
その会話が別のチャットへ移ると、 後から経緯を確認しにくくなります。
業務内容と、 その業務に関するやり取りを 同じ場所へ残します。
5. 完了報告は結果まで残す
「完了しました」 だけで十分な業務もあります。
一方で、 結果確認が必要な場合は、
- コメント
- 写真
- 対応内容
- 補足事項
まで残した方が分かりやすくなります。
6. 予定とその準備業務を同じ流れで見る
チームで進める仕事には、 日付が決まっているものも多くあります。
- 会議
- 撮影
- 納期
- イベント
- キャンペーン
- 研修
予定だけをカレンダーに入れ、 準備業務を別の場所で管理すると、 情報が分散します。
予定と、 そこまでに必要な業務を 同じ流れで確認できる状態を作ります。
7. 管理者は「止まっている仕事」だけを見る
管理者が、 すべての業務を毎日確認する必要はありません。
優先して見るのは、
- 未対応
- 期限超過
- 長く対応中のまま
- 確認が必要な完了報告
などです。
全員へ進捗を聞くのではなく、
止まっている仕事だけを見る。
複数拠点・複数チームで仕事が流れる仕組みを作る
複数拠点・複数チームの業務管理では、 誰か一人がすべての情報を集める運用にしないことが重要です。
管理側が業務を登録し、 拠点やチームへ共有する。
そこから担当者が業務を受け取り、 実行し、 結果を残す。
最後に管理側が、 要対応の仕事だけを確認します。
「拠点」と「チーム」を分けて考える
業務管理では、 会社の組織構造そのものを 無理に再現する必要はありません。
たとえば、
- 東京営業所
- 大阪営業所
- 制作チーム
- 管理部
のように、 仕事を分けて確認したい単位を 「拠点」として整理する方法もあります。
現実の組織図よりも、 日々の業務が見やすい単位 を優先する方が運用しやすくなります。
管理項目を増やしすぎない
業務管理を始めると、 多くの項目を入力したくなることがあります。
しかし、 現場入力が増えすぎると 運用そのものが負担になります。
基本は、
- 何をするか
- 誰がやるか
- いつまでか
- 終わったか
です。
必要な業務だけ、 コメントや写真などを追加します。
NOCTA WORKSなら、店舗以外の複数拠点・チームでも使える
NOCTA WORKSは、 複数拠点の業務・タスク・進捗・完了報告・写真・予定を 一つの場所で管理できる業務管理クラウドです。
「拠点」は 店舗である必要はありません。
たとえば、
- 支店
- 営業所
- オフィス
- 制作チーム
- 管理部門
- プロジェクト単位のチーム
など、 業務を分けて確認したい単位として活用できます。
拠点やチームが増えても、 仕事の状況を同じ場所で確認できれば、 管理者が進捗を集め直す時間を減らしやすくなります。
業務の見える化をさらに詳しく知りたい場合はこちら
日々の業務を 見える状態へ変える考え方については、 以下の記事でも詳しく解説しています。
店舗業務を見える化する方法|多店舗運営の「分からない」を減らす7つのポイント
業務指示そのものを整理したい場合はこちら
担当・期限・完了条件を明確にする 指示の作り方については、 以下の記事も参考にしてください。
店舗スタッフへの業務指示の出し方|伝わる指示に必要な5つのポイント
まとめ|人ではなく「仕事」を見て管理する
複数拠点や複数チームで仕事をすると、 管理する対象も増えていきます。
そこで、 担当者へ毎回状況を聞いていると、 拠点やチームが増えるほど 確認作業も増えてしまいます。
担当・期限・進捗・完了結果を 仕事そのものに残す。
そして、 管理者は止まっている仕事だけを見る。
人を追いかけるのではなく、 仕事の状態を見る。
それが、 複数拠点・複数チームの業務管理を効率化する基本です。